2025年2月1日(土)2日(日)
一般社団法人 現代舞踊協会 アウトリーチ助成事業
『舞台への招待』を開催いたしました。
本事業は、青葉山公園 仙台緑彩館、そして仙台・竜宮にて実施いたしました。
出演は、
日本舞踊家/中川流宗家 家元 中川雅寛、
現代舞踊家 石井武。
私たちは二人で『ALCHEMIST』というアートプロジェクトとして活動しております。
今回の企画では、日本舞踊と現代舞踊、それぞれの表現方法についてお話しし、実演を交えながら身体表現の違いを体感していただきました。
同じ「身体表現」でありながら、その思想や成り立ちは大きく異なります。
日本舞踊は、着物(紋付袴)を着て踊る以上、着崩すことなく美しく保つことが求められます。そのために腰を落とし、すり足で移動する身体操作が生まれました。制約の中で磨かれてきた様式美が、日本舞踊の魅力のひとつです。
一方、現代舞踊は良い意味で自由であり、その自由さゆえに、個人が培ってきた身体感覚や技術、内面がそのまま表現として現れます。自由であるということは、同時に誤魔化しがきかないということでもあります。
後半には、震災伝承を目的とした盆踊り「奥羽綿津見盆踊(おおうわたつみぼんよう)」のワークショップも行いました。
東日本大震災をきっかけに生まれたこの踊りは、記憶を語り継ぎ、身体を通して未来へと繋いでいく祈りのかたちです。
舞台芸術としての表現と、地域に根差した伝承。その両方を体験していただく時間となりました。
両日とも、多くの皆さまにご参加いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
